オーシャン・スーパークラスター

人工知能が切り拓く次世代水産加工技術

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2020年7月、カナダのオーシャン・スーパークラスターは、ThisFish Inc.に、人工知能AI)を搭載した次世代の水産加工技術の開発に投資するための$50万円の助成金を授与しました。ThisFishは、Tallybotsと呼ばれるAI対応アプリを開発し、当社の生産・トレーサビリティソフトウェアに組み込むことで、予測分析や自動化を実現します。

水産加工は、人工知能が解決できる問題を多く抱えています。魚の種類、大きさ、季節、漁場、漁獲方法など、魚には自然の変動があるため、水産加工業者は歩留まりなどの生産・品質結果を予測することが困難な場合が多いのです。人間の頭で分析するには、変数が多すぎるのです。そこで、私たちが開発したのが「Tallybot」です。水産加工のR2D2のような小さなデジタルヘルパー、としてTallybotを考えてみてください。

Superclusterのコラボレーションの一環として、ThisFishは、Orca Specialty Foods、Hardy Buoys Smoked Fish Ltd、McGill大学、York大学、Eurofishと提携しています。企業や研究大学は共同で、機械学習アルゴリズムでプログラムされたTallybotsを開発し、水産物の生産、トレーサビリティ、品質管理、原価計算における最も困難な課題のいくつかに取り組んでいます。

このプロジェクトチームは、水産物生産・トレーサビリティソフトウェアに人工知能を組み込む世界初の試みとなることを期待しています。Tallybotsは、ThisFishのTallyソフトウェアで作成された大規模なデータセットを分析し、加工業者が歩留まりの最大化、品質の向上、原価計算の自動化、データエラーやコンプライアンス違反の削減を支援します。また、このプロジェクトは、漁船にAI技術を拡張し、漁獲物の取り扱い、冷凍、海上での保管を改善する可能性もあります。